A群溶血性連鎖球菌による咽頭炎と膿痂疹を溶連菌感染症といいます。
咽頭炎はのどの痛みと発熱、頭痛、腹痛、吐き気、頚部リンパ節炎、発疹が主な症状です。
また皮膚感染いわゆるとびひの原因にもなります。
診断は病変部を綿棒でさわり迅速診断キットでしらべます。
約10 分で結果がでるので確定診断が得やすい病気です。
治療は抗菌剤(ペニシリンやセフェム系)を10 日間投与する方法が一般的です。
ただし症状は1~2 日で治ります。
根気よくお薬を飲むことが大事です。
治った後でも溶連菌感染後糸球体腎炎を惹き起こすことがありますので、 2~4 週後に尿検査をするのが一般的です。 |