アレルギー性紫斑病 |
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皮膚、関節、消化管、腎臓などの血管が炎症を起こし血液が漏れる病気です。 別名ヘノッホ・シェーンライン紫斑病やアナフィラクトイド紫斑病などとも呼ばれます。 原因としてウイルスや細菌感染、食物、薬剤などに対する異常な免疫応答が起こり、免疫グロブリンA(IgA)抗体の産生が増え、IgA免疫複合体を形成した後、サイトカイン等の産生が亢進し血管壁に作用し血管炎が起きるといわれています。 症状として下肢から臀部に皮下出血の発疹(紫斑)の出現、浮腫(むくみ)、 腎炎、関節痛、腹痛があります。 血液検査で凝固13因子の活性低下を認めることがあります。 治療は安静、鎮痛剤投与、副腎皮質ホルモンの全身投与などがあります。 |