診療内容

 伝染性紅斑(りんご病) 

病原ウイルスはパルボウイルスB19です。

感染は0~90歳まで、未感染者にはどの年齢でも起きますが、3~7歳児に多いです。

症状は3~5日間の発熱、関節痛、頭痛の後で顔面に蝶のかたちの紅斑、腕、脚に 紅色丘疹(赤いブツブツ)があらわれます。

10日間ほど続き、しだいに消えていきますが、 入浴、運動、興奮で再出現することがあります。

治療は皮膚のかゆみがつよければ抗ヒスタミン薬、高熱には解熱剤を使います。

成人に感染した場合、手足のむくみがでることがあります。

まれに紫斑病、急性脳症、急性心筋炎を惹き起こしたり、 母体感染で胎児水腫の原因になる場合があり妊娠中の方は注意を要します。