診療内容

 水痘(水ぼうそう) 

水痘ウイルス感染によって発症する病気です。

感染後2週間の潜伏期を経て通常発疹の出現で気づかれます。

発疹は最初虫刺され様の発赤(ほっせき)で始まり、痒みを伴い、 数日で水疱を形成します。

最終的にかさぶたになり通常5~7日で治ります。

すべての発疹がかさぶた状になるまで感染力がありますから それまでは保育園・幼稚園・学校をお休みしなければなりません。

治療には抗ウイルス剤(ゾビラックスやバルトレックス)を内服します。

痒みに対して抗ヒスタミン薬を内服することがあります。

痒みによって水疱を掻き潰さないようにカチリという塗り薬を用いますが、 ウイルスに対する直接効果はありませんので痒みがない部分には使わなくても結構です。

お風呂にはいっても大丈夫ですが、病変部をつよくこすったりタオルを共用しないで下さい。

水痘ワクチンは1才から接種可能です。 緊急接種は患者と接触後72時間以内におこなえば、 効果的に発症防御されるといわれています。