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2〜3年おきに夏季に流行する感染症で、新生児や早期乳児に
敗血症や脳髄膜炎などの重症感染症を起こします。
ヒトパレコウイルスは1〜17型までの遺伝子型が確認されていますが、
なかでも3型ウイルス感染は重症化の頻度が圧倒的に高いと言われています。
症状は発熱、頻脈、網状チアノーゼ、手掌・足底の紅斑などの皮膚所見、
腹部膨満や臍突出などが報告されています。
血液や髄液のPCR法でウイルス検出し確定診断しますが、
検査は限られた研究施設でしか行われていません。
現在のところ特異的な治療法はなく、治療は対症療法のみです。 |